日本音楽療法学会
第8号 日本音楽療法学会ニュース
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新委員会の委員長、部会長、小委員会委員長談話 2
カリキュラム検討部会
部会長 海老原直邦

主として音楽療法の教育カリキュラムについて検討することがこの部会の業務です。本学会においては、すでに「音楽療法専 攻コースカリキュラムに関するガイドライン01」が作成され、また音楽療法士国家資格化のための作業の一環として、「音楽療 法士養成コースの指定科目(案)」なども提案されていますが、音楽療法士養成に必要かつ十分な基礎教育科目や専門教育科目 の設定等については、各分野の専門家の意見も取り入れながら、さらに慎重な検討が必要かと思われます。いずれにしても、音 楽療法の学際性に鑑みて、音楽療法や音楽プロパーの理論や技能を身に付けるだけでなく、医学、心理学、福祉分野など関連諸 分野の基礎概念や方法に関する知識なども修得しておく必要が考えられます。本部会のメンバーは今回殆どが交代しましたので、 何とか今年度内に一度でも、顔合わせを兼ねた会合を開催できればと、部会長としては願っています。
研修・講習部会
部会長 智田邦徳

前任の村林氏から丁寧な引継ぎを受け、ベテランの先生が揃った新しい部会は順調なスタートを切ることが出来ました。今、現在どんな情報を会員は必要とし、何を学ぶ時期であるのかを真摯に話し合い、長期的な展望を持って講習会の内容を吟味していきたいと思います。
資格認定委員会
委員長 大前哲彦

昨年度の末にはじめての役員選挙が実施され、全国9支部圏域から評議員と理事が選出されました。そこで、全ての理事、評議員の方々にご担当希望の委員会を出していただき、新委員会の構成メンバーを決めました。1人1役を原則とし、委員の増員は、新委員会の合意で推薦していただき、理事会の承認をえて就任していただく申し合わせをしています。
認定規則検討部会
部会長 岸本寿男

認定規則検討部会のこれまでの活動についてご紹介する。先ずは今回選任された委員の方々は新任の委員ばかりということもあり、大前委員長の発案で委員会の活動内容についての共通認識をもつということと、顔合わせを兼ねて7月10日と11日に大阪 音楽大学に集合し、初めての勉強会を開催した。この勉強会には、内容としてもリンクする点も多い更新規則検討部会の方々も含めての合同勉強会となった。既存の規則の内容、審査書類等の読み合わせと、申し送られた改訂検討事項等についても意見交換がなされ、2004年度の認定審査に向けての課題が話し合われた。これを踏まえて、9月23日には第2回目の資格認定の書類審査委員に対してより具体的な研習会が学会事務局にて行われた。現在さらに、11月に予定している本年度の審査委員会に向けて 「2004年度音楽療法士認定申請書類の審査について」(手引き) の作成等を含めて、適正で公正な審査がなされるよう準備を進めているところである。
更新規則検討部会
部会長 北本福美

上記部会は、更新規則の内容検討(改定を含めて) が業務の中心となる部会です。更新・猶予申請書の審査、及び更新審査書類の「臨床経験症例報告書」「教育終了報告書」「SV 終了報告書」などについては事前審査を行っております。職業的基準を 底辺に更新者の臨床レベルのボトムアップをはかり、必要に応じてコメントを加えてお返しし、書き直しをお願いする場合もありますが、更新年度にある各位は是非コメントを参考に内容の充実を図って頂きたいと思います。その他には、「関連学会等の認定申請書」の検討を行っております。今年度は、日本小児神経学会が認定学会として加わりました。前年度からの受け継ぎ事項として、SV の内容基準作り、実習受け入れ先としての学会認定施設の具体化がありますが、他委員会とも協調して検討を進めてまいりたいと思います。
(補) 試験問題検討小委員会
委員長 栗林文雄

毎年の事であるが10月は(補) 試験の問題作成委員にとって頭の痛い時期である。(補) 試験問題集とその解説集を作らなくてはならないからである。現在のきまりでは一応150問の試験問題は理事たちが手分けして作成することにはなっている。しかし実際はそれほど単純ではない。毎年問題作成に協力する理事の数はきわめて少数であるから、(補) 試験の問題作成を担当する委員にかかってくる責任はきわめて重大である。どんな点が大変であるのか、4回にわたる問題作成の体験を通して語ってみよう。
第一に問題の難易度の調整と問題の継続性がある。この試験は教育カリキュラム02を基本として学生の音楽知識、音楽療法の知識、そして関係領域の知識を試すわけである。各領域から均等に毎年同じような水準で問題が作られていなくてはならない。年ごとに出題傾向や難易度が大きく動いているのは好ましくないのである。とはいえ毎年同じような問題を繰り返すわけにはゆかない。問題解説集が用意されているために学生の受験勉強の度合いは年ごとに高まっているからである。そのため現実には年ごとに少しずつ難易度を高めている。
第二に問題の漏えい防止対策がある。試験問題は絶対に漏えいさせてはならない。試験作成の時期になると私の大学の研究室は施錠され、私以外は入室禁止となる(もちろんこの事情は学長と事務部長以外には話していないが)。また印刷所にもとくべつな配慮をお願いし、部外者が内容を知ることのないようにお願いしている。実際に事務局の人間も試験当日まで内容は知らされていない。
第三に問題作成の作業に参加してくださる理事の数がきわめて少ないことが挙げられる。考えてみると理事に選ばれるということと、試験問題を作成する上に必要な教育経験を持つ音楽療法の専門家であるということが同じではない現状であれば、理事会に問題作成をお願いすること自体に無理があるのかも知れない。また彼らの多くは医師や教員として大変に多忙であり細かい問題作成などには時間を費やすことができないこともあろう。しかし将来の問題として「誰が」問題を作るのかという点は重い課題として残るであろう。現在はまったくのボランティアで行っている問題作成の作業を専門家による有償の作業とする時期がやってくる事も考えられよう。
以上思いつくままに語ってきたが、音楽療法を学んでいる学生たちにとって公平で意味のある試験問題をこれからも作成してゆかなくてはならない。いうまでもなく将来の日本音楽療法学会を支える人材、音楽療法士、を選ぶ最終関門の役割をもつ試験であるがゆえに。
音楽療法士(補) 受験資格基準検討小委員会
委員長 安本義正
音楽療法士認定規則及び審査細則に基づき、大学等における音楽療法コース修了者(修了見込み者を含む) に対して、音楽療法士(補) 資格を認定する試験が2001年度から実施されています。「音楽療法士(補) 受験資格基準検討小員会」は、音楽療法士(補) 試験の受験資格校の認定基準及び音楽療法士(補) の受験生の受験資格基準を審議する役目を担っています。
これまで、「カリキュラムに関するガイドライン96」から「カリキュラムに関するガイドライン01」へと資格認定に関してのガイドラインが改訂されてきました。さらには、日本における音楽療法士の資格基準を対象者や隣接専門職から信頼されるために、3年以上の修業年限を持つ大学、短期大学及び専門学校に限定せざるを得なくなりました。
ガイドラインに基づいて審査が行われるわけですが、審査基準や申請書の書式もかなり改善されてきました。単位認定基準においても、通常、講義・演習の場合、90分15回の授業(総授業時間数22.5時間) で2単位が認定されますが、各校によって認定単位数と総授業時間数に大きな違いが見られます。最低12回(18時間) で2単位を認定しているところもあります。実技の場合
は、講義・演習の倍の時間数が要求されますが、音楽療法分野の、音楽療法3 (技能) の技能技能技能を、講義・演習と同じに扱っているところもあります。これらを含めて様々な問題点は今後の資格基準の検討において明確にしていく必要があります。各養成校が受験資格認定校であっても受験生が基準に該当しない場合もありますので、単位取得証明書を添付して願書を提出していただくことにしています。
本委員会で検討された受験資格基準は理事会での承認後、理事長が委嘱する審査委員によって、厳正に審査されることになります。
選挙管理委員会
委員長 佐治順子

第2回選挙管理委員長に互選されました東北支部評議員の佐治順子です。副委員長に互選されました東海支部の伊藤安一委員始め, 選挙管理委員の方々と共に, 公正で厳粛な選挙の遂行に努める所存であります。評議員は会員各位によって選出され, 選出された評議員の中から理事が選出されます。従って開かれた学会運営のために選挙は大変重要です。次回は前回の投票率(約40%) を大きく上回るよう, ご協力をよろしくお願い申し上げます。
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