日本音楽療法学会
第13号 日本音楽療法学会ニュース
第13号INDEXへ戻る
理事長・副理事長ご挨拶
1995年に全日本音楽療法連盟が成立し、次いで2001年に日本音楽療法学会が発足して早6年が経過しました。そしてまた、学会認定による音楽療法士の資格制度が1996年に発足してもう10年が経過し、その間に1307名の学会認定音楽療法士が生まれました。いろいろの歴史のある音楽療法の団体が合併して、今日ある状態になるまでには幾多の問題があり、その教育のレベルや方法についてもいろいろの議論がありました。
そのような中で、このたび104名の評議員の選挙で20名の理事が選ばれ、私は理事長の再任を受けました。
音楽療法士の国家認定を目指して、払われて来た長年の努力が、会員や役員のご努力と一致により、ようやくその実現への最後の努力を払うべき時期が迫ってきました。
写真

日野原重明
理事長
大きな目標を会員が目指して、できるだけ早く音楽療法の議員立法の法案が国会に提出されるよう、互いに寛容な心で、その道への準備行動に向かいたいと思います。
会員や役員の皆さまのお支えを受けて、さらに次の一期の理事長職の務めを果たすべく努力したいと思っています。何卒よろしくお願いいたします。
このたび選挙で副理事長に選出されました村井靖児です。松井紀和先生の後を引き継ぎ、日本音楽療法学会の舵取りという大役を担うことになりました。皆様のご期待に沿うべく、自分の力の限りを尽くして、誠意をもって学会に参画してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
副理事長という職は、もとより理事長を助け、理事と共に学会の運営の中心に立つことを意味しますが、この学会の今後のあり方をどのように考えているのか、就任に当たり2、3の点について所信を述べ、皆様のご理解を得たいと存じます。
第1は、学会創設以来ずっと主張を続けてまいりました、音楽療法士の国家資格化に向けての決意であります。わが国のように国民皆保険の制度の下では、医療、介護とも、国家資格を持つことがその職業に就く重要な条件であることは皆様よくご承知のところです。多くの会員の方が、学会認定の資格を持ちながら、その依ってたつ保険点数の裏づけがないために、正規の雇用形態を得られず、不本意ながら作業療法士の補助職とか、あるいはボランティアとして働いている現実があります。これが長年夢に抱いていた音楽療法士の現実の姿だとすれば、それは本当に嘆かわしいことであります。
写真

村井靖児
副理事長
過去、理事長の日野原重明先生はじめ多くの役員が国家資格化の推進をずっと主張して参りました。しかしここ数年間、学会が国家資格化の問題に関して、大きな論争の場となったことはご承知のとおりであります。一時は理事会も国家資格化を断念せざるを得ない瀬戸際まで追い詰められたこともありましたが、その時も国家資格化をあきらめることは、音楽療法士を今後末長く不安定な任意団体資格に甘んじさせることになるという信念から、土壇場で防いで参りました。
今回の選挙はその意味で、国家資格化の是非を問うた選挙であったと言っても過言ではありません。新しい理事会が、今後国家資格化の実現に向けて動き出すことは、会員の皆様のそういう後押しがあってのことであります。どうぞこの3年間を、国家資格化へ向けての大事な目的達成の年とするように、皆様の絶大なご協力をお願い致します。
第2は、いま学会で何が話され、何が実行されつつあるのかを、できるだけ詳細に会員の皆様にお知らせして、透明な学会運営をするということを申し述べたいと思います。そのために、学会ニュースはもとより、学会のホームページを十分に活用して、情報を皆様にお届けすることを心がけたいと考えています。
第3は、学会が今まで背負ってきたさまざまな機能を少しずつ分割することについて、改めて研究していきたいということであります。学会が、研究のほかに認定業務や養成の仕事まで担うには、少し無理があると認識しております。発足当初はやむを得ないことだったと考えますが、そろそろそのことについて真剣に考える時期だと考えています。
他にもさまざまな問題が山積していますが、それら諸課題について皆様方にホームページなどで前もってお伝えしながら、会員の皆様によく分かる学会運営を心がけていく所存でございます。今後ともどうぞよろしくご支援を頂きますよう、重ねてお願い申し上げます。
▲このページのトップへ
  1/7
個人情報保護方針 (C) Copyright 2004 by Japanese Music Therapy Association. All rights reserved.
当サイトは日本音楽療法学会の公式サイトです。
学術大会、講習会など、日本音楽療法学会公認の情報をご提供しています。
当サイトは、日本音楽療法学会が、公認する情報をご提供するサイトです。
言い換えればこのサイト以外のいかなるサイトで、類似した情報が掲載されたとしても、日本音楽療法学会とは無関係です。
また、このサイトに掲載している記事および画像を無断転載することを禁じます。