日本音楽療法学会
第17号 日本音楽療法学会ニュース
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アジア音楽療法シンポジウム
■ アジア音楽療法シンポジウムin Japan 2009を終えて
国際交流委員会
委員長 佐治順子

去る3月8日(日) 午後12時45分から約3時間半、アジア 23か国中5カ国のパネリストが、東京の一ツ橋教育会館ホー ルに集合し、「アジアにおける音楽療法実践と教育の現状と 課題」について、興味ある報告と討論がくり広げられました。 このシンポジウムは、国際交流委員会が企画した国際活動の 一つでありますが、学会本部主催の2008年度研修・講習会2 日目の午後に組み込まれて開催されたことから、研修・講習 委員長加藤美知子先生に、シンポジウムの司会をお願いし ました。会場内からの質問にもお答えしながら無事予定の時 間内で終了することができました。

今回のシンポジウムのパネリストは、南西アジア地域から、 インドのスマティ・スンダール氏、東南アジア地域から、タ イのブッサコーン・サムロントーン氏とシンガポールのパツィ・ タン氏、東アジア地域から、韓国のチョン・ヒョン・ジュ氏 と、中国のティアン・ガオ氏(ガオ氏は都合により資料のみ の参加)、そして日本の佐治順子の6名でした。各パネリス トは、アメリカや英国で音楽療法を学んだ後、現在自国で音 楽療法の実践・指導を行っていますが、最終的に各パネリス トは、自国の風土や伝統に基づいた、より有効な音楽療法実 践を確立しようと考えていることが確認されました。是非仮 称「アジア音楽療法連盟」を発足して、定期的に話し合う機 会を持つべきである、などの前向きな意見も出されました。

音楽療法教育に関しては、まだ専門の音楽療法コースが設 置されていない国やガイドラインがまだ作成されていない国々 がありました。しかし韓国では、1大学以外は全て大学院 (修士課程) で音楽療法教育を行っています。さらに資格認 定制度もあり、音楽療法士として常勤する施設もあることが 報告されたことから、日本と類似した発達状況にあると考え られます。

今回は、各パネリストに海外で音楽療法士の認定資格を取 得した若い日本音楽療法学会正会員に、講習会配布資料の英 文和訳も含めて、シンポジウムのお世話係をマンツーマンで 担っていただきました。ボランティアでご協力いただきまし た皆様、本当にありがとうございました。
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全体討論会

後列左から、佐治順子氏(日本)
チョン・ヒョン・ジュ氏(韓国)
前列左から、パツィ・タン氏(シンガポール)
スマティ・スンダール氏(インド)
ブッサコーン・サムロントーン氏(タイ)

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