日本音楽療法学会
第25号 日本音楽療法学会ニュース
第25号INDEXへ戻る
理事長・副理事長 ご挨拶
写真
日野原 重明
理事長

第13回日本音楽療法学会学術大会が、来る9月6日から3日間鳥取県米子地区で大会長岩永誠先生のもとに行われることになりました。

東北地方の大災害と津波の来襲による被災された方々の悲嘆は、今なお現地の方々の心に残っていることと思われます。被災地以外の地区の日本音楽療法学会会員の方々が、音楽による癒しをボランティアとして提供されていることを知り、大変素晴らしい活動と思います。

本学会の認定音楽療法士が未だに国家認定を与えられないことは残念ですが、学会としては音楽療法による癒しの力がもっと地域の一般の方々に認識していただけるようにと、啓発のビデオを制作しました。

会員の皆様が、音楽による癒しの力を発揮されるようますますのご活躍を期待する次第です。

写真
村井 靖児
副理事長

この度、日野原重明理事長のもとで再び副理事長の役を務めさせて頂くことになりました。まことに微力でありますがこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

今期はスタート早々懸案がひしめいております。まず、一昨年度から始まった音楽療法の介護予防効果のエビデンスに関する特別プロジェクト研究が、パイロットスタディの段階を終了し、今年はいよいよ本研究に進みます。現在、委員の方々によってその準備が行われていますが、学会本体が進める研究として良い結果を期待しています。

第2は、世界音楽療法大会の日本招致に関する件です。2017年の世界大会を日本で開催することを昨年理事会で決議し、今年に入ってWFMT 本部に大会招致申請をいたしました。日本での開催が決まりますと、来年以降、世界大会準備のために大忙しになりますが、その折には世界に恥じない立派な会にしようと関係者一同気を引き締めています。

第3は、国家資格化に向けた活動であります。従来の議連との交渉に加え、少しでも超高齢化社会に貢献する目的で、高齢者や認知症とその家族を元気づけるための地域プランの推進について東京都世田谷区と話し合いを始めています。その結果、まずは今年8月に市民向けの音楽療法紹介のイベントを行うことになりました。これは地域プランのほんの入口ですが、今後地道に折衝を重ね、同プランの実行に漕ぎつけたいと思います。

第4は、音楽療法の臨床について会員の皆様がこれまで研究した情報を手軽に検索活用できる表現媒体を作成する事業であります。過去12回の本学会大会抄録集の全抄録を総点検して、音楽療法に役立つ臨床データを抽出保存し、それをしかるべき方法で会員に還元し、我が国の音楽療法の水準向上に役立てたいと考えています。<

以上の4つの活動はいずれも、音楽療法を社会に知らしめ、音楽療法士の国家資格化、および音楽療法士の職場確保に必要なものばかりです。現在の日本における少子超高齢化の抜き差しならない状況を眺めれば、音楽療法が超高齢化社会で果たせる可能性について目をつぶることはできません。社会は音楽療法が動き出すことを暗に期待しているのです。それを信じて、皆さんも勇気をもって超高齢化社会と向き合ってみませんか。そして音楽療法が万民の幸せと健康になくてはならない活動であることを社会に示して下さい。

▲このページのトップへ
  1/4
個人情報保護方針 (C) Copyright 2004 by Japanese Music Therapy Association. All rights reserved.
当サイトは日本音楽療法学会の公式サイトです。
学術大会、講習会など、日本音楽療法学会公認の情報をご提供しています。
当サイトは、日本音楽療法学会が、公認する情報をご提供するサイトです。
言い換えればこのサイト以外のいかなるサイトで、類似した情報が掲載されたとしても、日本音楽療法学会とは無関係です。
また、このサイトに掲載している記事および画像を無断転載することを禁じます。