日本音楽療法学会
第27号 日本音楽療法学会ニュース
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第14回日本音楽療法学会学術大会(名古屋)へのいざない
大会長 栗林 文雄

厳しかった冬も去り、ようやく春爛漫の季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。これは今年9月19日から21日まで名古屋国際会議場で開催される日本音楽療法学会第14回学術大会への招待状です。学会員の皆様全員への招待状であると同時に、同大会で開催される市民講座への参加者の皆様への招待状でもあります。

学術大会は年に一度の音楽療法の祭典です。お祭りなのです。高い梢に囲まれた社の広場に群れ集う山里の人々のように清められ、全員で心を合わせて前進する力をみなぎらそうではありませんか。また世界は異なりますが、デルフォイの神殿に集う古代ギリシャの民のように、音楽の力と療法の技術知識を担当するアポロ神からの恩恵を全員で受けようではありませんか。祭りは政治と関係が深いとされています。まつりごととは政と表され古来集団の意思決定の場でもあったのです。皆様が参加されることにより、これからの日本の音楽療法のあり方を議論する「まつりごとの場」として、この名古屋の祭典を特別なものとしようではありませんか。

さて、学術大会は祭りであると同時に研究者同士の真剣な議論の場でもあります。日頃の音楽療法の貴重な臨床体験を要約して報告するのも良いでしょう。臨床現場はこの世界の最先端の情報を豊富に与えてくれる情報源なのですから。また、過去の音楽療法士やパイオニアたちの活動を振り返る歴史研究も興味があります。我々はすぐに過去の出来事や情報を忘れてしまい、以前に報告されていた同じ情報を「新発見」するといったことを繰り返す愚かな面もあるのです。歴史研究の意味は大きいのです。

さらに研究方法を勉強した人であれば、臨床活動に必要となるさまざまな理論を記述的、実験的に調査し発表することができます。めずらしい参加者との臨床体験をケーススタディーとして発表するのも良いでしょう。どの方法であっても誠実に行われた臨床活動の成果発表は大歓迎です。

この大会は東海支部の役員、大会実行委員の皆さんの総力をあげて行われようとしています。会場の選定や当日のスケジュールの取り決め、研究論文の公募と審査、交流会の出し物や食事の用意、外部への広報、参加される講師たちへの対応など、これまでも、またこれからも委員の方々の努力は地道に続けられます。皆様ぜひ名古屋大会にご参加ください。きっと印象に残る大会になると思います。役員全員でお待ちしています。

(9月19日講習会、20日・ 21日学術大会)

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